< 設計作業の流れ >
〜 設計のスタートから竣工までの流れです 〜
A.設計のご相談・ご依頼 | クライアントとよく話し合い、お互いの考え方を確認・理解し合うことに努めます。 計画全体の中で最も重要な時期です。 |
B.敷地の分析 | 計画地現地を確認するとともに、法的条件を整理しその場所に最もふさわしい建築の在り方を多角的に検討します。 |
C.基本計画 | クライアントのご要望を整理し、敷地条件と整合させて、計画の方向性(建物のヴォリュームetc.)を決定します。 基本計画図を作成し、詳細に検討を加えます。 |
D.基本設計 | 基本計画を踏まえてより具体的なものとします。基本設計図(平面図・断面図・立面図etc.)を作成します。 これにより、建築のおおよその姿が決定されます。 |
E.実施設計 | 基本設計を踏まえてより詳細な寸法やおおよその仕上材料を決定します。詳細図(実施設計図)を作成します。 これにより、建築が具体的な素材と出会い、より詳細に完成形が示されます。 |
F.諸官庁への申請 | 所轄部署と折衝し、建築確認申請を初めとする申請書を作成・申請します。 |
G.施工会社への見積依頼及び査定 | 見積書をチェックし、その内容を査定します。 |
H.施工会社の決定 | |
I.工事着工 | 工事が適性・確実に行われているかどうかを、現場でタイムリーに確認していきます。 実施設計図をもとにして、さらに現場での検討を加えます。 できあがる空間をイメージしながら各部の仕上材を最終的にを決定していきます。 |
K.竣 工 |
< 設計料について >
設計料につきましてはケースバイケース(正式には「国土交通省告示第九十八号」による算定。参考に資料でエクセルファイルを用意してあります。)なのですが、目安として設計・監理共で工事費の5〜10%程度とお考え下さい。規模が大きくなりますと工事費も上がりますので料率は下がります。
逆にコンパクトな建物の場合では、工事費は小さくとも設計にかかるエネルギーは変わりませんので、工事費に対しての料率としてはある程度上がってまいります。
現実には建物種別・規模等によりまして、その都度ご相談の上決定させて頂いております。
初期段階での参考図程度のものは設計料の対象外とお考え頂いて結構です。
<料金体系について>
医師や弁護士のように料金の支払い時期が社会通念化している訳でもなく、料金体系が良く見えない建築士事務所ですが、当事務所では費用発生のタイミングを以下と明確化しています。
設計段階 | 作業内容 | 料金 |
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相談 | 無料 | |
ボリュームチェック(基本策定) | ある敷地にどのくらいの建物が建つか法的に検討。 | |
合意・ご依頼 | ||
基本プラン | 施主様のご要望を含めた単線平面図・面積表・予算を検討・作成 | 基本無料ですが、やむを得ない取止め(敷地の購入が出来なかった。希望のボリュームが予定の敷地では取れなかった等)以外に関しては清算料金を請求させて頂く場合がございます。 |
設計契約 |
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基本設計 | 上記の単線平面図から、平面図・仕上表・立面図・断面図・矩計図を作成。 | 実施設計完了時(確認申請提出時)に設計料を請求いたします。 |
実施設計 | 上記の基本設計から、構造計算・電気・設備設計や平面詳細図等を作成。 | |
確認申請・構造計算適合判定(・建築物エネルギー消費性能適合性判定)提出 工事着工〜竣工 |
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完了検査 | 施主検査を始め、建築・消防その他関係機関の検査。 | 検査済証の取得をもって、工事監理終了として監理料の請求をさせて頂きます。 |